6期練習

Amp,Amper,Ampest

白高の本番はいつも暗譜が基本。
でも暗譜ってひとくちにいてもいろんな状態がありますよね。

暗譜の3段階
Amp(あんぷ):とりあえず一通り覚えており、周りが歌えている状態の合わせであれば不安なく歌える
Amper(あんぱー):しっかりと覚えており、一人であっても不安なく歌える
Ampest(あんぺすと):完全に覚えており、周りで間違ってしまう人がいてもつられず歌える

目指せAmpestです!

そんなわけで今日の練習では5月中という暗譜時期の目標が提示されました。

最後の通しも暗譜で行ったのですが、思いのほか間違いも少なく歌えていましたね。
6期第5回

今日の楽典ミニ講座は音名について。

ついにドイツ音名が導入されることに?!

C(ツェー)
D(デー)
E(エー)
F(エ フ)
G(ゲー)
A(アー)
H(ハー)

♯系 -is
Cis(ツィス)
Dis(ディス)
Eis(エイス)
Fis(フィス)
Gis(ギス)
Ais(アイス)
His(ヒス)

♭系 -es
Ces(ツェス)
Des(デス)
Es(エス)
Fes(フェス)
Ges(ゲス)
As(アス)
B(ベー)

♭系はいくつか例外があって注意が必要ですね。

それとなぜHとBなのか。
これは音楽の歴史をさかのぼる必要があるのですが、ざっくりお話しすると
・原始的な音楽ではオクターブはあまり越えなかった
・そのため初期の音名定義ではド~ラまでで足りていて、必要に応じてソもしくはファからもう一度ドレミファソを積み重ねてオクターブ以上の動きをつくった。
・その際、ソから始めるとシは♮に、ファから始めるとシは♭の音になる。
・♮のシを「固いシ」、♭のシを「柔らかいシ」とし、前者は♮の下に突き出る棒がないようなカクカクとした形で表記、柔らかいシにはふつうのbが宛てられた。
・ドイツで活版印刷技術が出来た時に、柔らかいシは普通にbを使えばよかったが、固いシは代用としてhがあてられた。
ので、ナチュラルはH、♭はBで表されるようになった。
と言われています。

練習出席は43人。
響きにくい部屋なのでちょっと歌いづらいのと照明が熱いのが難点のアカデミー音羽 多目的室で行いました。

練習お疲れさまでした!!久しぶりに参加したら皆さんのクオリティがあがってて驚きと焦りと楽しさが入り混じった変な気持ちになってました( ˘ω˘ )暗譜も少しずつやっていこう。楽しかったー!!

 

シはなぜHとBが存在するのか、またなぜシ♭がBでシがHなのか、長年の疑問が解決しました。ありがとうございました。

 

「合唱ver.の方が原曲より好き!」ではなくて、「白高の演奏を聞いて原曲も好きになった!!」って人がいてくれればとても嬉しい。