わをん代表やがさきです。
東京都合唱祭での「シシリアン・ブルー」初演、そして慶應義塾マンドリンクラブ(KMC三田会)演奏会への賛助出演を終えて、
わをん9期は無事解団しました▽・×・▼
お聴きくださいました皆様、ありがとうございました♪
【「シシリアン・ブルー」こちらからお聴きいただけます】↓
9日の東京都合唱祭では、5年連続出場ということで、表彰状とピッチパイプをいただきました!A-♪
24日のKMC三田会演奏会では、憧れのホールであるオペラシティの「タケミツメモリアル」で、周囲を楽しいムーブメントに巻き込む天才である指揮者小穴雄一さん、そして素晴らしい心意気をもつマンドリンオケメンバーの方々と共
合唱の世界とは異なるカルチャーや空気感がある器楽の世界で協働する機会をいただき、本当に色々な刺激と示唆を得ました。
特に「音楽的信頼関係を作るための個々人の積み重ね力」は合唱の世界では弱い部分だなあと痛感。このカルチャーはどんどん取り入れていきたいと思いました。
打上げでもその点についてパーカス奏者の方とお話しをさせていただきましたが、その中で印象的だったのが「指揮者は本番舞台の上でわれわれの“スイッチ”をポチッポチッと押してくれるだけでいいんだよねえ」という言葉。
指揮者に一から十まで任せるのではなく、“スイッチ”をいつでも押してもらえるスタンバイ状態に自らもっていけるプレイヤーでありたい。プレイヤー側である程度あーだこーだやってゲートインしたい。プレイヤーの矜持として、大なり小なり地道に積み重ねる力をつけたいなあと思います。
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「これやりたいね!」と思いつくたびに期を重ねてきた企画合唱団「わをん」。
2012年夏の東京都合唱祭でのデビュー(1期)から、今年、
まず「思い付き」があって、そのたびに、コンセプトを最も幸せな形で実現できる本番を決めて、「この企画にのりたいひと、
この営みの中で、月並みな表現ではありますが、本当にいろいろな出来事があり、出会いがあり、変化がありました。
回を重ねることで、副次的な要素のほうにうっかりおもねってしまいそうになることもある。だけど、そこには注意深くありたい。
わをんは「企画」があって初めて存在する団体です。さらに言うと、「企画」を最も幸せな形で実現させるためだけに存在する団体です。
参加者ひとりひとりが「企画」に対して責任をもつことになりますし、指揮者は「指導者」ではなく「プロジェクトリーダー」という立場です。
責任というのは、明確に切り分けにくいから、とっても、難しい。でも、いっしょにつくりあげる喜びがそこにはあります。
合唱団わをんは次の活動として、前期(8期)で初演した「猫のボブ」、そして今期初演した「シシリアン・ブルー」、これに2曲を加えた連作組曲を全曲初演する演奏会を来年の4月15日に開催します!
初心をあらためて思い出して、5年目のわをんを展開していきたいと思います。それではまた会う日まで!▽・×・▼