【9期第4回練習日誌】続けることの大変さ

白高では発声練習、曲練習の前に、体をほぐすためのストレッチ、そしてもう恒例になっているといっても過言ではない、ピアニスト嶋田七瀬さんことなーせさんによる生演奏ラジオ体操があります。

なんと贅沢なのでしょう。

さらに今回は、なんと白高生みっきーさんによる他の合唱団でもやっていらっしゃるストレッチを教えていただき、みんなでやりました。

ざわ…ざわ…

以前にも時たま教えていただいてやったことがあるストレッチの数々、そのシンプルながらすばらしく体を使った記憶に戦慄が走ります。やると体がほぐされて気持ちよいのですがやってるときはまさに苦行のそれです。

やりかたはいたってシンプルなものが多く特にシンプルでも効くのが腕を水平真横にあげてまっすぐ伸ばし続けるストレッチです。どれくらい時間がたったのか覚えていません。かなり長い間、何分間か同じ体勢を続けます。腕と肩のスジが悲鳴を上げて楽な体制を求め余計な力を抜けていきます。そして、終わりを告げられ腕をゆっくりと下ろしていくと、ものすごい開放感、幸せを、感じるのです。

続けるということは大変で大切なことです。リセットし、積み重なり、染み込み、小さな変化も大きな変化となります。

ひとつの音程を保つことや、練習を続けることは時に難しく大変です。けれど、やりきった先には、生まれてくる感情があるのかもしれません。

今回も英語ネイティブのそら先生による発音を真似しリズム音程に乗せ、歌い、悪戦苦闘しながらもレ・ミゼラブルの音取りが完了しました。

母国語でも早い旋律にも乗る英語の歌詞。

一筋縄ではいかないですが継続して取りんだ先には、きっと未知の大きく変わる感覚に出会えるはずと確信しています。